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タイ洞窟、少年4人を救出 残り9人の救出作業再開へ

 タイ北部の洞窟に閉じ込められた少年らの救出作業の様子=8日(タイ当局提供、共同)
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 【バンコク=吉村英輝】タイ北部チェンライ県のタムルアン洞窟に閉じ込められた地元サッカーチームの少年12人と男性コーチ計13人について、タイ当局は8日午前、救出作業に着手し、同日夜までに、4人を洞窟の外に脱出させた。行方不明から16日目の救出となった。ただ、残る9人が洞窟の中に残されており、当局は雨で洞窟内の水位が再上昇する前の全員救出を急ぐ。

 当局の責任者は8日夜、会見し、「完璧な日だった」として、救出した4人の体調も問題ないとした。また、救出は、健康状態の良い少年から優先的に行ったという。救出された1人は14歳だが、全員の氏名などは公表していない。

 洞窟内には、25メートルおきに救出のための空気ボンベを配置しているが、8日の救出で使い切った。このため、ボンベの補充作業を行うため救出作業を一時中断。再開は10時間以上後の9日以降になる。

 当局は、救出した少年について、まずは入り口近くに設営した「野外病院」で健康状態などを確認した後、救急車でヘリコプターまで移動。ヘリコプターで、チェンライ中心部の病院まで移した。

 救出には、総勢約90人が参加。外国の潜水士13人、タイ海軍の潜水士5人の18人が手分けして、全長約10キロの洞窟の中ほどに避難している少年ら1人につき2人の潜水士が付き添って洞窟の外に連れ出した。

 洞窟内の水位は下がったが、潜水しなければならない場所があり、少年たちは口と鼻を含む顔全体をカバーするフルフェース型の潜水マスクを使って、潜水した。潜水士が少年を固定して進んだが、1カ所は狭いため、少年だけで数メートル潜水することもあったという。

 現地は8日、雨が再び強く降った。水位が再上昇して、救出が困難になる懸念が強まっている。

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