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【アメリカを読む】「28歳・移民系・女性」が重鎮破る大番狂わせ NY民主党予備選で「反エリート」台風

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「28歳・移民系・女性」が重鎮破る大番狂わせ NY民主党予備選で「反エリート」台風

6月27日、ニューヨーク市内で通行人にガッツポーズをみせるコルテスさん(AP) 6月27日、ニューヨーク市内で通行人にガッツポーズをみせるコルテスさん(AP)

 11月の米議会中間選挙で、与党共和党に挑む民主党が揺れている。6月26日にはニューヨーク州の同党予備選で、政治経験のないヒスパニック系女性候補(28)が、党下院ナンバー4の現職の白人男性候補(56)を破るという大波乱が起きた。勝因は、急進左派的な政策を掲げ、若者や移民、ワーキングクラス(労働者階級)の支持を掘り下げたことにある。米国の選挙史上でも珍しい“大番狂わせ”を受け、民主党内で急進左派が躍進する可能性も指摘されている。(ニューヨーク 上塚真由)

 大波乱が起きたのは、ニューヨーク州の下院選14選挙区の予備選。1年前までレストランで働いていたアレクサンドリア・オカシオ・コルテスさんが、当選10回で1999年から議席を維持する民主党の重鎮、ジョセフ・クローリー氏を15ポイント差で破った。

 誰もが予想していなかった偉業を成し遂げ、「政界のロックスター」(米紙ニューヨーク・タイムズ)と全国区で注目を浴びるコルテスさん。CNNテレビの取材に、「若者や英語を母語としない人、ワーキングクラス、仕事を2つかけもちしていて忙しすぎて投票に行けないような人々の心に届くよう心がけた」と選挙戦を振り返った。

 約2分間の選挙活動のPRビデオでは、「私のような女性は選挙に出ないと思われている。私は、裕福な家庭や有力者の家庭に生まれなかった」と始まる。

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