PR

ニュース 国際

タイ洞窟脱出へ“空気のトンネル”設置案も 少年ら潜水は「まだ無理」

7日、タイ北部チェンライ県で記者団に話すナロンサク知事(ゲッティ=共同)
Messenger

 【シンガポール=吉村英輝】タイ北部チェンライ県のナロンサク知事は7日、記者会見し、洞窟に閉じ込められている少年ら13人は脱出のため潜水などの訓練をしているものの、「現時点では(実施は)まだ無理だ」との考えを示した。ただ、大雨が降って水位が上昇するなどすれば、脱出を急がせる考えも示した。

 地元英字紙ネーション(電子版)によると、洞窟入り口までの約5キロは、勾配がきつかったり、滑りやすい場所が多い。また、距離が約200メートルあったり、深さが5~10メートルある浸水箇所を潜って抜ける必要があり、救出活動中のプロの潜水士でも5時間かかっている。6日には隊員1人が死亡した。

 同知事は、「リスクを最小限にしたい」とし、「カギは少年らの潜水訓練の練度にある」とした。ただ、子供たちは皆ほぼ泳げず、ハードルは高い。

 一方、米電気自動車メーカー、テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、自身が率いる宇宙開発企業とトンネル掘削会社の技術者を現地に派遣。ツイッターへの投稿で、潜水が必要な場所に直径1メートルのナイロン製チューブを通し、遊具のように膨らませ「空気のトンネル」を作り、そこを子供たちに通させる方法を提案した。

 ただ、浸水した洞窟の最も狭い場所は高さ38センチ、幅72センチとされ、潜水士1人がボンベを外して通るのがやっと。チューブを通す作業などには、掘削工事も必要になりそうだ。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ