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【激動・朝鮮半島】着手したはずのミサイル施設破壊・遺骨返還もポンペオ氏の“手土産”に取り置き… 小出し戦術で長期化の恐れも

6日、北朝鮮・平壌の順安国際空港に到着し、金英哲朝鮮労働党統一戦線部長や李容浩外相らの出迎えを受けるポンペオ米国務長官(ロイター)
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 【ソウル=桜井紀雄】米朝首脳会談での合意をめぐる具体的措置を協議するため、ポンペオ米国務長官が6日、訪朝した。ただ、会談から間もなく1カ月となる今も北朝鮮に、トランプ米大統領が着手しているとしたミサイル施設の廃棄や米兵遺骨の返還で決定的な動きは見られない。北朝鮮がカードを小出しにし、見返りを引き出す戦術を取る懸念が高まっている。

 「訪問してくれるたびに信頼は深まる」。同行記者団によると、ポンペオ氏と6日に会談した金英哲(キム・ヨンチョル)朝鮮労働党副委員長はこう歓迎の意を示した。ポンペオ氏は「生産的な協議になるよう期待する」と応じた。

 米国は先月12日の首脳会談後、目に見える成果を手にしていない。トランプ氏は会談後の会見で「金正恩(キム・ジョンウン)党委員長は既にミサイルエンジン実験場の破壊に着手していると述べた」と強調した。北西部、東倉里(トンチャンリ)の施設を指すとみられている。

 だが、韓国野党議員は5日、国防省の報告として「東倉里など複数のミサイルエンジン実験場が通常通り稼働している」と公表。寧辺(ニョンビョン)の核施設も稼働中だとし、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を搭載できる新型潜水艦の建造も観測されたと説明した。

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