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「ロシアは説明すべきだ」 神経剤による男女重体事件でロシアに説明迫る英政府 英露関係の新たな緊張の種に

住宅で2人が重体となった事案で、現場周辺に立つ警官=4日、英南部エームズベリー(AP)
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 【ロンドン=岡部伸】英南部エームズベリーで意識不明の重体となった40代の英国人男女から旧ソ連で開発された神経剤ノビチョクが検出された事件で、ジャビド内相は5日、「ロシア政府は何が起こっているかを説明すべきだ」と下院で述べた。英政府は化学兵器禁止機関(OPCW)に通知した。関与を否定するロシアは英側に反発しており、英露関係の新たな緊張の種になるとみられる。

 ジャビド氏は「意図的にせよ偶発的にせよ、英国民が標的になるのは容認できない」とし、露政府に説明を求めた。3月の襲撃事件でロシア外交官追放などの制裁措置を取った英政府は追加措置も検討の構えだ。

 ノビチョクは、現場に近いソールズベリーで3月に起きた元ロシアスパイ襲撃事件で使用された。重体の男女は6月29日にソールズベリーを訪れており、警察当局は5日、男女は残留していたノビチョクに汚染された物に触れたと発表した。英メディアは、男女が注射器のような容器を拾い、誤ってノビチョクに触れた可能性を指摘。元ロシアスパイの自宅を襲った容疑者がノビチョクを容器に入れて運んだ後、捨てた可能性があるとしている。

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