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マレーシア前首相を汚職疑惑で起訴 政府系ファンドから巨額不正流用

クアラルンプールの裁判所に出廷したマレーシアのナジブ前首相=4日(ロイター)
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 【シンガポール=吉村英輝】マレーシア政府系ファンド「1MDB」の資金流用疑惑で、汚職対策委員会(MACC)に逮捕されたナジブ前首相は4日、首都クアラルンプールの裁判所に出廷した。同国検察当局は、背任罪や収賄罪など4つの罪で、前首相を起訴した。有罪で実刑となれば、禁錮2年から20年が科される。

 検察は、ナジブ被告が1MDBの元子会社「SRCインターナショナル」から、4200万リンギット(約11億5千万円)を不正に受け取ったなど、とした。

 前首相が設立した1MDBからは、45億ドル(約4980億円)以上が不正流用された疑いがある。マネーロンダリング(資金洗浄)防止法や反テロリズム資金法違反などの余罪や、追加の逮捕者も予想される。

 4日午前8時(日本時間同9時)過ぎ、警察に付き添われて裁判所に現れた前首相は青いスーツ姿。周囲では、大勢の報道陣のほか、支持者とみられる市民らが釈放を求めて声を上げた。

 前首相は3日の声明で、逮捕はマハティール政権による「政治的な報復」だと非難。録画していた国民向けビデオでは「潔白を証明する」と訴えた。

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