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【激動・朝鮮半島】在韓米軍は維持 マティス氏「同盟国への防衛義務は揺るがない」 米韓国防相が会談

 会談を前に並んで立つマティス米国防長官(左)と韓国の宋永武国防相=28日(共同)
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 【ソウル=名村隆寛】マティス米国防長官は28日、訪韓し、韓国国防省で宋永武(ソン・ヨンム)国防相と会談した。マティス氏は在韓米軍の現有兵力を維持する意思を表明し「同盟国への防衛義務は揺るがない」と強調した。

 マティス氏は朝鮮半島への米国の関与継続も約束。米韓合同軍事演習の中止決定で、対北朝鮮抑止力の低下への懸念がくすぶる韓国に配慮を示した。両国防相は、在韓米軍が北東アジアの平和と安定に寄与しているとの立場を再確認した。

 米韓は8月に予定されていた合同指揮所演習「乙支(ウルチ)フリーダムガーディアン」と他の2つの演習の中止を今月、発表した。韓国国防省によると両国防相は、北朝鮮が誠意ある対話を続ける限り「信頼構築と平和定着のための措置をとっていく」ことで一致した。

 一方、北朝鮮が非核化への具体的かつ不可逆的な措置をとるまで、国連安保理の制裁措置は履行すべきだとの立場を双方は確認。米韓同盟への脅威に対し、強力な連合防衛態勢を維持することでも一致した。

 会談では韓国軍の有事作戦統制権の米韓連合軍から韓国軍への移管問題についても協議され、朝鮮半島の今後の安保情勢を十分考慮し、移管への必要な条件を早期に満たすよう、協力を強化することで合意した。

 米韓の国防相会談は今月2日、シンガポールで行われて以来。12日の米朝首脳会談の後にトランプ米大統領が北朝鮮と対話中の米韓演習中止を表明し、将来的な在韓米軍の削減や撤収にまで言及。その後、米韓合同軍事演習の中止が発表されたことで、米韓同盟関係の将来を危惧する声が出ていた。

 マティス氏はこの日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と会談する予定だったが、文氏の疲労による体調不良のため、会談は中止になった。

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