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トルコ大統領選 エルドアン氏再選 選管が発表 与党連合は過半数確保

 トルコ大統領選での勝利宣言後、支持者の前に姿を見せたエルドアン大統領=24日、イスタンブール(共同)
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 【アンカラ=佐藤貴生】トルコ大統領選は投票締め切り後の開票作業が進み、選管当局は25日未明、現職のエルドアン大統領が勝利したと発表した。国営メディアによると、エルドアン氏は開票率約99%の時点で52・6%を得票した。同時に実施された議会(定数600)選挙では、エルドアン氏が党首を務める与党、公正発展党(AKP)の政党連合が過半数の議席を獲得する見通しとなった。

 エルドアン氏はかろうじて50%を上回る票を獲得して決選投票を免れた形で、政権の強権姿勢に対する国民の批判の高まりも明らかになった。エルドアン氏は選管の発表に先立つ24日夜、「トルコを前進させ続ける」などと述べ、事実上の勝利宣言を行った。野党側は不正集計の可能性があるとして反発している。

 有権者は約6千万人。投票率は約87%に達し、国民の関心の高さを示した。最大都市イスタンブールなどでは24日夜、エルドアン氏の支持者が街頭に繰り出して喜ぶ姿がみられた。

 野党側はエルドアン政権の長期化を阻止するため、異例の協力態勢を組んで選挙戦を展開。共和人民党(CHP)のインジェ議員は大統領選で約31%の票を獲得した。

 トルコでは昨年の国民投票で、次期大統領に強大な権限を付与する憲法改正案が承認されており、エルドアン氏が当選すれば強権統治に拍車がかかるとの懸念も出ていた。同氏が引き続き政権を担う見通しとなったことで、欧米諸国との関係もさらに冷え込む公算が大きい。

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