台湾出身の戦没者慰霊祭 沖縄県糸満市で除幕式 石碑に揮毫した李登輝元総統が参列
来日している台湾の李登輝元総統(95)は24日、沖縄県糸満市の平和祈念公園で行われた台湾出身戦没者の慰霊祭に参列した。李氏自身による「為国作見證(公のために尽くす)」との揮毫(きごう)で、新たに建立された石碑の除幕式も行われた。
沖縄では、氏名が判明しているだけで34人の台湾出身者が第二次世界大戦で犠牲になったとされ、2013年から慰霊祭が行われている。
日本の統治下にあった台湾から、日本兵として軍属含め全体で約20万人が出征、このうち約3万人が命を落とした。
24日夜、沖縄の「琉球華僑総会」が主催した晩餐(ばんさん)会で、李氏は日台間の交流拡大に触れた上で、「中国こそアジア情勢を最も不安定にしている要因で、『一帯一路』構想は野心に満ちた覇権主義的な計画だ」と強い警戒感を示した。(河崎真澄)
