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【朝鮮戦争勃発68年】遺骨返還は「戦争の完全な幕引き」 米朝会談の成果と米国側は歓迎の声 

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【朝鮮戦争勃発68年】
遺骨返還は「戦争の完全な幕引き」 米朝会談の成果と米国側は歓迎の声 

南北軍事境界線がある板門店で、朝鮮戦争時の米兵の遺骨を国連軍に引き渡す北朝鮮兵士=1993年7月(ロイター) 南北軍事境界線がある板門店で、朝鮮戦争時の米兵の遺骨を国連軍に引き渡す北朝鮮兵士=1993年7月(ロイター)

 米国にとり、朝鮮戦争に関して現在も懸案となっているのが、戦場で行方不明となったり捕虜収容所で死亡したりした米兵の遺骨返還だ。シンガポールでの米朝首脳会談で北朝鮮が戦争捕虜や行方不明米兵の遺骨の返還を表明したのを受け、退役軍人などからは「戦争の完全な幕引き」につながるとして歓迎する声が広がっている。

 トランプ米大統領が米朝会談での「大きな成果」として誇示する遺骨返還は、それ自体は北朝鮮が米国や同盟諸国に与えている安全保障上の脅威を低減するものでは一切なく、北朝鮮による「対米融和攻勢」の一環である側面が強い。

 ただ、今回の措置が米朝による非核化交渉の進展に向けた信頼醸成につながり得るのも事実で、トランプ政権は返還の早期実現を目指したい考えだ。

 朝鮮戦争では米兵3万6500人以上が戦死。国防総省の戦争捕虜・戦闘時行方不明兵集計局(DPAA)によると18日現在、戦死者とは別に7697人が行方不明となっている。

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