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「米朝会談は金一族のため」「北は常識とは違う国」 脱北女性2人が前橋で証言

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「米朝会談は金一族のため」「北は常識とは違う国」 脱北女性2人が前橋で証言

北朝鮮での暮らしぶりなどを語った脱北女性=14日、前橋市の群馬県政会館(吉原実撮影) 北朝鮮での暮らしぶりなどを語った脱北女性=14日、前橋市の群馬県政会館(吉原実撮影)

 夫が韓国軍捕虜を捜索していたことから監視対象となった。父の影響もあって脱北を決意し、02年にシベリアに近い中国吉林省のキリスト教会で保護された。その後、脱北者を支援する「北朝鮮難民救援基金」の協力でタイへ渡航、11年に日本入国が許可され、現在は内装工事会社を経営している。

 北が「常識とは違う国」であると知ってほしいと願い、初めて自身の体験を口にした。12日の米朝首脳会談では「朝鮮半島の完全な非核化」で合意したが、佐藤さんは「私たちはそこ(北)に住んでいて出てきた者。現実をよく知っている。会談は本質的なことが語られたわけではない」と断じる。今後、複数回の会談を重ねても「金一族のための会談になってしまうのではないか」と危惧しているという。

 一方、4月27日に実現した南北首脳会談について、荒川さんは「とてもうれしかった。私の家族は今も北におり、会いたいし話したいことがたくさんある」と語り、「南と北は1つの民族。早く1つになってほしい」と訴えた。

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