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【北朝鮮拉致】「北で冬 もう越させない」拉致40年、重み感じて 解決への道筋、冷静に

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【北朝鮮拉致】
「北で冬 もう越させない」拉致40年、重み感じて 解決への道筋、冷静に

安倍晋三首相と面会後、記者会見する拉致被害者の家族。記者の質問に答える横田早紀江さん(中央右)=14日午後、東京・永田町の参院議員会館(酒巻俊介撮影) 安倍晋三首相と面会後、記者会見する拉致被害者の家族。記者の質問に答える横田早紀江さん(中央右)=14日午後、東京・永田町の参院議員会館(酒巻俊介撮影)

焦りよりも「冷静に」

 「道筋は見えてきている。あそこまで安倍首相がやってくれているのだから、分かる」。松木薫さん(65)=同(26)=の姉、斉藤文代さん(72)は面会での印象をこう語った。

 肉親の帰国を待ちわびる家族が政府に求める結果は「再会」。ただ、それが果たせない状況ではせめて、あとどれぐらい、どんな道を行けばいいのかを知りたい。道筋を描くことは、希望をつなぐことだった。

 めぐみさんの弟、拓也さん(49)も政府に道筋を求めてきた。だがこの日、拓也さんは安倍首相に「解決の道筋が見えるまでは、簡単に動いてほしくない」と要請したという。

 面会で具体的な情報がもたらされたわけではない。ただ家族が一定の安心感を示したのは、政府の姿勢にブレがないことを確認したからだという。家族の思いは道筋を求めることから、冷静に事態を見極め、確実な結果の追求に変化している。

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