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【ロシアW杯】プーチン氏「W杯外交」不発 大国復活誇示するはずが…少ない要人訪露

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【ロシアW杯】
プーチン氏「W杯外交」不発 大国復活誇示するはずが…少ない要人訪露

FIFA総会でロシアのプーチン大統領(右)にペナントを手渡すインファンティノ会長=13日、モスクワ(ロイター) FIFA総会でロシアのプーチン大統領(右)にペナントを手渡すインファンティノ会長=13日、モスクワ(ロイター)

 英国で3月、ロシアの元情報機関員らが旧ソ連開発の神経剤によって襲撃を受けた事件が追い打ちとなった。欧米側は事件を受けて露外交官150人以上を追放し、ロシアも報復した。英国が政府高官や王族のW杯“ボイコット”を表明し、アイスランドもこれに続いた。

 W杯ロシア大会は10年、プーチン氏が思い入れをもって招致を成功させた。14年のソチ冬季五輪などと並んで「プーチン・プロジェクト」と称される。招致当時のプーチン氏は、大型の国際行事を通じて大国復活を誇示し、先進諸国の認知と敬意を得ようと考えた。国際情勢が一変し、当初の思惑は大きく外れた形だ。

 経済紙RBKによると、会場建設やインフラ整備などに投じられた費用は130億ドル(約1兆4363億円)で、ブラジル大会の116億ドルを抜いて史上最多。プーチン氏は大型事業による地方の発展なども期待したが、「経済効果は小さく、長期的には元がとれない」(専門家)といった見方が多い。

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