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韓国与党、地方選で地滑り的勝利 文在寅政権、安定的な国政運営に

13日、韓国統一地方選での勝利を受け、万歳する与党「共に民主党」の秋美愛代表(中央)ら=ソウル(共同)
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 【ソウル=名村隆寛】韓国で13日に行われた統一地方選は14日まで開票の結果、左派系与党「共に民主党」が、主要な17市・道の首長選で14人が当選し、歴史的な圧勝をおさめた。

 民主党はソウル市長選で、現職の朴元淳(パク・ウォンスン)氏が3選を果たしたほか、保守系地盤である南部の釜山(プサン)市や蔚山(ウルサン)市でも勝利した。ソウル市内の区長選では25カ所中、24カ所を制した。1995年に韓国で地方選が始まって以来、左派系与党としては史上最大の勝利となった。同党はソウル首都圏に加え全羅道(チョルラド)や忠清道(チュンチョンド)、江原道(カンウォンド)など、ほぼ地方全域で権力を握ることになる。

 また、与党は12選挙区で同時に行われた国会議員の再・補欠選挙でも、候補を立てなかった1選挙区を除く11選挙区で勝利、躍進した。今回の選挙で与党は、国会(定数300)での議席数を130に伸ばした。左派系野党との協力による過半数も現実的となり、文在寅(ムン・ジェイン)政権は安定的な国政運営に近づいた。

 選挙前日には米朝首脳会談が行われ、有権者は北朝鮮の非核化に向けた動きや文在寅政権の対北政策を支持したかたちだ。民意受け、文政権の対北対話政策は加速しそうだ。

 一方、保守系の最大野党「自由韓国党」などは歴史的な惨敗を喫した。同党の洪準杓(ホン・ジュンピョ)代表は敗北の責任をとり、14日に辞意を表明した。野党の惨敗で、韓国の政界再編は今後、再燃する可能性が出てきた。

 選挙の暫定投票率は60.2%だった。

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