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韓国統一地方選 与党が圧勝 文在寅政権、基盤さらに強化へ

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韓国統一地方選 与党が圧勝 文在寅政権、基盤さらに強化へ

 13日、韓国・ソウル市長選で当選確実となり万歳する与党現職の朴元淳氏(中央)(共同)  13日、韓国・ソウル市長選で当選確実となり万歳する与党現職の朴元淳氏(中央)(共同)

 【ソウル=名村隆寛】韓国で13日、統一地方選の投開票が行われた。文在寅政権の高支持率を背に選挙戦を進めてきた左派系与党「共に民主党」が圧勝する勢いで、同党の秋美愛(チュ・ミエ)代表は同日夜「今日の勝利は国民の皆さんの勝利です」と述べ、勝利宣言した。

 注目されたソウル市長選は、現職で与党の朴元淳(パク・ウォンスン)氏が、昨年の大統領選で文氏に敗れた野党「正しい未来党」の安哲秀(アン・チョルス)氏らを大きく引き離し勝利。3選を果たした。

 民主党の候補は、ソウル首都圏の首長選挙で軒並み当選を確実にし、主要な17市・道の首長選や、保守系が伝統的に強い地域でも、優勢が多く伝えられた。暫定投票率は60・2%で、23年ぶりに60%を上回る過去2番目の高さとなった。

 4年に1度の選挙戦では、全国で計4016人が選出される。また、国会議員の再・補欠選もソウルや釜山(プサン)、全羅南道(チョルラナムド)など12の選挙区で行われ、こちらも民主党の圧勝が確実となっている。

 選挙は文政権発足後、今回が初の全国規模のもので、現政権の信任が問われた。文政権の支持率は最近の世論調査でも70%台を維持している。とくに今回は、文氏の仲介で史上初の米朝首脳会談が投票前日に実現したことも、有権者に評価されたようだ。

 一方、文氏の経済政策などを批判する保守系の最大野党「自由韓国党」などは苦戦した。

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