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【ベテラン特派員 米朝語る】金正恩氏を変えた「恐怖」 古森義久特派員「東アジア情勢激変、高笑う中国」 黒田勝弘特派員「体制保証のツケ、どう取り戻す」

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 黒田「今回、金正恩が非核化でこれといった譲歩をしなかったのは、対中関係改善で得た強気がある。堂々と中国機でシンガポール入りしたのも、『チャイナ・カード』を誇示する意味があっただろう。北の核保有国化の是非について、国際社会はあらためて中国の真意を追及すべきだ」

 古森「今後の東アジア情勢や日本の安全保障にとっても大きな懸念が残った。北の脅威は対韓国で大きく減り、対米でも減った。ところが北の敵対的な対日態度はますます厳しくなっている。戦後70年、東アジアにおける米国の安全保障体制は、日米同盟と米韓同盟という両輪の上に成り立ってきた。その必要性を裏付けてきたのは、北の軍事的脅威だった。その脅威がなくなりつつあるならば、米国の政策全体が変わらざるを得ない。これは日本にとって戦後最大の安全保障環境の変化になる恐れがある。韓国と日本は同盟国ではないが、米国との同盟関係という共通点で何となく歩調を合わせてきたが、それが崩れる可能性がある」

「朝鮮戦争終戦」が次の目玉?

 --今後の北朝鮮情勢は

 古森「金独裁体制が不安定になり、危機に陥る可能性がある。普通の指導者のふりをし、独裁体制の柱である核兵器を放棄し、経済援助を受け入れようとしている。北の『普通の国』化だが、それにより独裁体制の基盤は弱くなる」

 黒田「対話と交渉が続くのでその間、北は核保有国の“待遇”を楽しむことになる。一方で非核化ポーズで国際社会を安心させ、話の分かる金正恩イメージと対外開放イメージを振りまきながら、制裁解除をはじめ経済建設のための利益追求に向かうだろう」

 --日本は変化する北問題にどう対応すべきか

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