産経ニュース

【米朝首脳会談】「あいまい」「ショーは終わり」「不可欠な一歩」 独仏、EUなどの反応は…

ニュース 国際

記事詳細

更新

【米朝首脳会談】
「あいまい」「ショーは終わり」「不可欠な一歩」 独仏、EUなどの反応は…

会談場所のホテルで笑顔で手を振る北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(左)とドナルド・トランプ米大統領=12日、シンガポール(ロイター) 会談場所のホテルで笑顔で手を振る北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(左)とドナルド・トランプ米大統領=12日、シンガポール(ロイター)

 ドイツやフランス、インド、パキスタン、欧州連合(EU)、国際原子力機関(IAEA)の米朝首脳会談に対する反応をまとめた。

■フランス「あいまいな内容」

 米朝首脳会談の共同声明について、仏紙ルモンド(電子版)は12日、「朝鮮半島の非核化」の日程が示されず、「あいまいな内容」だと指摘した。トランプ米大統領はこの日の記者会見で、金正恩朝鮮労働党委員長がミサイルのエンジン実験場を近く破壊すると約束したと発表したが、同紙は北朝鮮が5月に核実験場の坑道の爆破を発表した際、「まったく証拠が示されなかった」として実現性に疑念を示した。(パリ三井美奈)

■ドイツ「一歩に過ぎない」

 米朝会談を受け、ドイツ紙フランクフルター・アルゲマイネ(電子版)は12日、「会談の雰囲気をみれば成功」との見方を示す一方、「ショーは終わりだ」とし、「朝鮮半島の平和的な将来への道」への「一歩に過ぎない」と伝えた。

 同紙は非核化や朝鮮半島の将来をめぐっては米朝だけでなく、中国など関係国がそれぞれの思惑が絡むことを踏まえ、「これからの交渉が非常に緊張するのは確実」と指摘。悪化する米欧関係も念頭にトランプ米大統領が功績のため、「同盟国を損なう合意に手を出す」可能性も警戒した。

 DPA通信は金正恩労働党委員長のホワイトハウスへの招待について「孤立した共産主義国家の指導者にとり大きな国際的地位の向上」とし、会談談果は「北朝鮮が超大国の米国と同じ目線に立つことを示している」と伝えた。(ベルリン 宮下日出男)

続きを読む

このニュースの写真

  • 「あいまい」「ショーは終わり」「不可欠な一歩」 独仏、EUなどの反応は…

「ニュース」のランキング