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【米朝首脳会談】トランプ氏と金正恩氏は最初の握手は硬い表情 一対一の会談は40分間行う 

握手する北朝鮮の金正恩党委員長(左)とトランプ米大統領=12日、シンガポール(AP)
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 【シンガポール=吉村英輝、時吉達也】コロニアル調の白い壁に包まれた踊り場の赤絨毯の上に、トランプ米大統領と金正恩朝鮮労働党委員長は、それぞれ両側の建物から同時に近づいた。12日午前9時4分。目をあわし、硬い表情のまま10秒ほど握手をしながら言葉を交した。5秒ほどの記念撮影で正面を向いた両氏の表情は硬いまま。トランプ氏が再び声をかけると、正恩氏に笑みが浮かんだ。史上初の米朝首脳会談の幕開けは、トランプ氏が主導する形で始まった。

 中継映像はその後、両氏が柱の陰で立ち話をし、再び短い拍手を交す様子を映した。通訳を従えて並んで廊下を進んだ両氏。トランプ氏に促され部屋に進んだ正恩氏は、親しみの笑みをトランプ氏に向けた。

 室内で腰掛け、代表取材陣に話すトランプ氏。横に座った正恩氏は、真剣なまなざしで見つめ、時折笑顔も見せた。

 続いて正恩氏が発言を終えると、トランプ氏は親指を立てて好意を示すなど打ち解けた雰囲気で、別室に進んだ。

 約40分の一対一の会話を終えた午前9時55分、再び中継映像は、両氏が側近を左右に、テーブルを挟んで向かい合い、冒頭あいさつする様子を映した。側近らは双方とも、硬い表情。先ほどの和やかな雰囲気は消え、重い空気が包んでいただ。

 この日、会談が開かれた南部セントーサ島は、厳戒態勢がとられた。会場のカペラホテル前の歩道には、両首脳の到着前から、200人を超える報道陣や、その様子を見守る観光客らが集結。腰に拳銃を携えた軍人が等間隔に並んだ。

 曇天で30度近い中、長い車列は、米国、北朝鮮の順で午前8時半までに到着。同9時に、今度は正恩氏、トランプ氏の順で、会場のホテル建物正面に、専用車から降り立った。

 旅行でシンガポールを訪れ、セントーサ島内の別のホテルに滞在する韓国人の男性会社員(45)は「2カ月前に予約した際は、こんな騒ぎになると思っていなかった。朝鮮半島の歴史を作る重要な場面に立ち会えた」と感慨深そうに話した。

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