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【米朝首脳会談】「今回を最後の交渉に」と拉致家族 米朝首脳会談前に強い決意 長期化の中「もう待てない」

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【米朝首脳会談】
「今回を最後の交渉に」と拉致家族 米朝首脳会談前に強い決意 長期化の中「もう待てない」

米朝首脳会談に関して会見する横田早紀江さん(右)と家族会代表の飯塚繁雄さん=11日午後、東京・永田町の参院議員会館 米朝首脳会談に関して会見する横田早紀江さん(右)と家族会代表の飯塚繁雄さん=11日午後、東京・永田町の参院議員会館

 8日に80歳の誕生日を迎えた飯塚さんは昨年、内臓の病気などで倒れて入院した。「立っていてもフラフラする」と体調面の不安を隠さず、「世論と政治に訴え、世界各国を回ってきた。でも、署名やデモを含めて、遠くに行くのはもう無理です。今年が最後。私の目の黒いうちに解決してほしい」と胸中を述べた。

 85歳の夫、滋さんが体調不良で入院中の早紀江さんは、自身の体調も優れず集会などへの参加は極端に減った。「本当に最後の闘いになる。拉致は後世に残せない問題。解決しなければ日本は国家として侮られる」と怒りをにじませた。

 家族らは今回の対話機運を「最大で最後のチャンス」と口々に語る。拉致発生から40年以上。「被害者と家族が元気な姿で再会できる時間はわずか。亡くなった方もいる」と早紀江さん。飯塚さんも「被害者が帰国しても家族がいなければ、最大の悲劇」と表情をゆがめ、「これまでやってきたことを無駄にしたくない。どんな手段であろうと被害者を取り戻してほしい」と政府に重ねて求めた。

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