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【米朝首脳会談】米代表団かためるポンペオ一派 ボルトン氏同席にも注目

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【米朝首脳会談】
米代表団かためるポンペオ一派 ボルトン氏同席にも注目

 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は史上初の米朝首脳会談で、まずは北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長と2人だけで話し合う時間を設け、金氏が北朝鮮の「完全非核化」に本気で取り組む気があるのかを見定める考えだ。

 トランプ氏は9日、外遊先のカナダを離れてシンガポールに向かう直前、記者団に対し、金氏が核放棄に真剣かどうかは「本人と会って最初の1分で見抜くことができる」と言い切り、金氏に対して膝詰めで非核化を要求していく姿勢を強く打ち出した。

 同時に重要となるのが、北朝鮮の核放棄の意思を確認し次第、非核化に向けた行程や金正恩体制の保証に向けた具体的取り組みへの道筋をつける、米朝高官を交えての拡大協議だ。

 現地入りが確認された米高官のうち、拡大協議で中心的役割を果たすのは、これまで訪朝を重ねて北朝鮮との交渉を主導してきたポンペオ国務長官だ。

 また、5月の訪朝でポンペオ氏に同行したシュライバー国防次官補や、フッカー国家安全保障会議(NSC)朝鮮部長、ソン・キム駐フィリピン大使など、北朝鮮との実務協議を進めてきた「ポンペオ一派」も脇を固めることになる。

 一方で注目されるのが、ボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が同席するかどうかだ。

 関係者の間では、ボルトン氏の存在は北朝鮮に対して「核放棄しない場合は強硬路線に回帰する」との強い警告を与える効果があるとの指摘も出ている。

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