PR

ニュース 国際

上海協力機構首脳会議が開幕 中露、米への対抗軸に利用…焦点は「イランの正式加盟」

Messenger

 【青島=西見由章】中国、ロシアと中央・南アジア6カ国で構成する上海協力機構(SCO)首脳会議は9日、山東省青島で歓迎夕食会が開かれ、2日間の日程がスタートした。12日の米朝首脳会談を前に、SCO首脳会議では中露が中心となって朝鮮半島の非核化を議論し、トランプ米政権が離脱を表明したイラン核合意の維持に向けても協力を確認する。「米国一極体制」への対抗軸として利用したい中露の思惑からSCOは拡大の一途をたどり、今後はイランの正式加盟が焦点だ。

 中国の習近平国家主席は夕食会であいさつし、SCOが「地域の安全を守り、地球的統治に貢献する重要な力」になったと胸を張った。会議にはインドのモディ首相とパキスタンのフセイン大統領が初めて正式加盟国の首脳として参加。オブザーバー(準加盟国)だった両国は昨年6月の前回会議で加盟が承認された。

 新たなメンバーとなる可能性が高いのが準加盟国のイランだ。ロシアは加盟を後押し、中国も歓迎する意向を示している。中東の地域大国であるイランが加盟を果たせば、SCOの存在感は一気に高まる。

 核合意からの離脱を表明した米国の新たな制裁に直面するイランにとっても、SCO加盟や中露との関係強化は急務となっている。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ