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「トランプはイランがそんなに憎いのか」 米の制裁再開でイランのじゅうたん業界も打撃必至

イランの首都テヘランで、イラン制裁の影響を懸念するペルシャじゅうたん店を営むムハンマド・プルセティギさん(森浩撮影)
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 トランプ米大統領がイラン核合意から離脱し、経済制裁再開を表明したことがイランの国民生活にもジワジワと影響を与えている。制裁分野は幅広く、イランを代表する工芸品にも打撃を与える可能性が高い。「トランプはイランがそんなに憎いのか」。制裁再開の余波ともいえる通貨下落も押し寄せ、首都テヘランの市民からは不満と憤りの声が聞こえた。(テヘラン 森浩)

輸出先1位が一転…

 「2500年の歴史を持つイランが誇るペルシャじゅうたんだが、これは存続の危機といってもいい」

 じゅうたん業者らで作る国立カーペットセンターのハミッド・カガル代表は嘆息まじりに話した。

 センターによると、じゅうたん輸出の最大の顧客は米国で、2017年には約1億2400万ドル(約135億円)を売り上げた。輸出全体の約4分の1を占めるお得意さまで、輸出額も右肩上がりで伸びていたという。

 そこに対イラン新制裁が暗雲として立ちこめている。米国は制裁再開の第1段階として8月6日を期限にイランとの金属、石炭、産業用ソフトウエアなどの取引を規制する。その項目には、じゅうたんも入っている。

 「国内での売り上げはさほど伸びていない。海外市場に目を向けようとしている中で、この制裁はダメージが大きいだろう」とカガル氏は話す。

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