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中国で無人店舗急増 カラオケやコンビニ…外国人やスマホ困難な中高年には不便

上海市内の無人コンビニ「簡24」の店舗。スマホ決済で簡単に買い物できるが、中国国内に銀行口座をもたない外国人や観光客は“お断り”なのが実情(河崎真澄撮影)
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 中国でレジなどに人を配置しない「無人店舗」が急速に広がっている。13億を超える人口を抱え、豊富で安価な労働力という人海戦術で高度経済成長時代を築いた中国だが、人件費高騰や出稼ぎ農民の減少で、“人手不足”に陥る業種が急増した。一方で、スマートフォンでの代金決済が普及。無人化で人員とコストの削減を図る動きが加速した。(上海 河崎真澄)

 「まだ上映まで30分あるから歌っていこうよ」。上海市内の映画館で、男女2人がそう言いながら入っていったのが、小さな無人カラオケボックスだった。

 歌いたい時間を画面で選び、15分で20元(約340円)の料金をスマホに直結している自分の口座から支払う。ガラス張りだが、カーテンを閉めれば2人だけの歌の世界が楽しめる。

 楽しんだ後、中国版LINE「微信(ウィーチャット)」に、自分たちの歌った曲の録音を送ってきてくれるサービスもある。無人カラオケ設置は都市部で3万カ所を超えたという。

 カラオケボックスのみならず、無人店舗はコンビニや衣料品、飲料やパン、デザートの店など広がりを見せている。いわば大型の自動販売機ともいえるが、そこに現金は介在せず、個人情報がしっかり登録されているスマホで支払いが保証され、同時に監視カメラも目を光らせるしくみだ。

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 上海市内の無人コンビニ店「簡24」。店舗に入るとまず、専用機でアリババのスマホ決済サービス「支付宝(アリペイ)」で自分の支払い能力と個人情報を登録する。意外に豊富な品ぞろえの中から商品をセルフレジに持参。バーコードを読み取らせて画面で確認して、支払いを済ませる。商品の価格はおおむね一般のコンビニとかわらず、“お得感”はほとんどない。

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