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【激動・朝鮮半島】北が韓国での共同行事を提案 文在寅政権取り込み加速 閣僚級会談開催

板門店での閣僚級会談で握手する北朝鮮の李善権・祖国平和統一委員長(左)と韓国の趙明均統一相=1日(韓国取材団・共同)
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 【ソウル=桜井紀雄】韓国と北朝鮮は1日、閣僚級会談を南北軍事境界線がある板門店(パンムンジョム)の韓国側施設「平和の家」で開き、北朝鮮側は2000年6月の南北首脳会談を記念した共同行事を韓国で開催することを提案した。4月の南北首脳会談で合意した板門店宣言の履行を盾に、文在寅(ムンジェイン)政権の取り込みを確実にする狙いがあるとみられる。

 韓国政府当局者によると、宣言で推進をうたった共同行事について、北朝鮮側は、政府当局や民間のほか、政党や議会の参加も求めた。韓国側も政府と民間がともに推進していこうと応じた。

 韓国側は、南北が設置で合意した共同連絡事務所を、北朝鮮で稼働が中断している開城(ケソン)工業団地内に速やかに開設するよう提案した。北朝鮮側は、施設が長期間使われておらず、補修が必要だと説明したという。

 閣僚級会談は当初予定していた5月16日に北朝鮮が無期延期を通告。26日の2回目の首脳会談で再設定された。首席代表を韓国側は趙明均(チョミョンギュン)統一相、北朝鮮側は祖国平和統一委員会の李善権(リソングォン)委員長が務め、それぞれ鉄道や体育事業を管轄する省庁の次官が含まれた。

 韓国側は、南北の鉄道や道路の連結、山林事業に向けた共同調査も持ちかけた。将官級軍事会談や離散家族再会行事のための赤十字会談なども含む分野別の実務協議の必要性も強調し、実務協議の日程については、午後に調整することになった。

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