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【激動・朝鮮半島】南北が閣僚級会談 インフラ協力まで踏み込んで協議か

 1日、板門店で開かれた南北閣僚級会談で、握手する南北の首席代表(聯合=共同)
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 【ソウル=桜井紀雄】韓国と北朝鮮は1日、閣僚級会談を南北軍事境界線がある板門店(パンムンジョム)の韓国側施設「平和の家」で開いた。4月の南北首脳会談で合意した板門店宣言の履行に向けた具体策を話し合う。

 閣僚級会談は本来、5月16日に予定されていたが、北朝鮮が当日、米韓軍の共同訓練などを理由に無期延期を通告。トランプ米大統領による米朝首脳会談の中止表明を受け、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長と文在寅(ムンジェイン)大統領が5月26日に急遽行った会談で再設定された。

 韓国側首席代表の趙明均(チョミョンギュン)統一相は会談前、南北間の合意履行に加え、米朝会談に向けて「肯定的な環境がつくられるよう最善を尽くす」と述べた。北朝鮮側首席は祖国平和統一委員会の李善権(リソングォン)委員長が務める。

 宣言で合意した北朝鮮・開城(ケソン)での共同連絡事務所の設置などが議題になるもようだ。韓国側代表には、国土交通省や文化体育観光省の次官が、北朝鮮側にも鉄道省や体育省の次官が含まれ、南北が合意した鉄道連結などインフラ事業や、インドネシアで8月に開幕するアジア大会への共同出場なども協議するとみられる。

 南北は、離散家族の再会行事について協議する赤十字会談開催でも一致していた。だが、北朝鮮は前提として、中国の北朝鮮レストランの女性従業員らの集団脱北は韓国当局に強要されたとし、女性らの送還を要求し続けており、妥結できるかは不透明だ。

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