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【激動・朝鮮半島】訪朝の露外相に金正恩委員長「米国の覇権に対抗していることを高く評価している」

31日、訪問先の北朝鮮・平壌で金正恩朝鮮労働党委員長(左)と会談したラブロフ露外相(AP)
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 【モスクワ=遠藤良介】ロシアのラブロフ外相は31日、北朝鮮の平壌を訪れ、金正恩朝鮮労働党委員長および李容浩(リ・ヨンホ)外相と会談した。米朝首脳会談の6月12日開催が調整されている中、「非核化」をめぐる問題などについて、対米国の方針をすり合わせたとみられる。ラブロフ氏は外相会談後、朝鮮半島情勢の正常化には「相当の時間」が必要だと記者団に述べ、米国は北朝鮮に性急な要求をすべきでないと牽制した。

 露メディアによると、金氏はラブロフ氏との面会で、「露指導部が米国の覇権に対抗していることを高く評価している。プーチン大統領とロシア国民によろしく伝えてほしい」と述べた。ラブロフ氏は、金氏に訪露を要請した。

 ラブロフ氏は李外相との会談後、米朝首脳会談が計画されていることを「歓迎する」と記者団に発言。同時に、北朝鮮問題は「多くの要素」から成っており、「全てを即時に要求する誘惑を避けねばならない」と強調した。米国が北朝鮮に核兵器の全面廃棄を要求していることについて、慎重な取り組みを促した形だ。

 ラブロフ氏は、北朝鮮が「近年の出来事」を考慮して米朝会談に向けた立場を決めるだろうとも述べた。米国がイラン核合意から離脱したことや、核開発計画を放棄したリビアのカダフィ政権が、欧米の軍事介入で崩壊したことを念頭に置いた発言だとみられる。

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