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李克強首相が人権問題でドイツと対話姿勢 劉暁波氏妻の解放議論か

記者会見する李克強首相=3月20日、北京の人民大会堂(共同)
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 【北京=西見由章】中国の李克強首相は24日、訪中したドイツのメルケル首相と北京の人民大会堂で会談した。会談後の共同記者会見で李氏は、ノーベル平和賞受賞者で民主活動家の故劉暁波氏の妻、劉霞さん(57)が中国当局に軟禁されている問題について問われ、「人権に関する個別事案」について平等な立場でドイツ側と対話していく考えを示した。中国の指導者が人権問題の議論に前向きな姿勢を見せるのは異例だ。国内の支援者は、出国を希望している劉霞さんの解放につながる可能性があるとみて注目している。

 李氏は、メルケル氏が会談の中で人権問題について言及したことを紹介。また国内の法執行機関による措置を尊重する考えを示す一方で、「人道主義の原則を尊重しなければならない」とも語った。

 劉暁波氏が2010年に獄中で平和賞を受賞後、当局は法的根拠のないまま劉霞さんを北京の自宅に軟禁。昨年7月の劉暁波氏の死去後は、携帯電話の所持も認めないなど外界との接触を厳しく制限し、劉霞さんは重いうつ症状を抱えているとされる。4月には友人でドイツ在住の作家、廖亦武氏に電話で「出国できなければ家で死ぬ。抗議して死ぬ方が簡単」と語っていた。

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