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【私の拉致取材特別編(2)】早紀江さん「本当にいいんですか、という怒りが大きな力になった」…金賢姫元工作員に娘の姿を重ねた母

大韓航空機事件金浦空港についた蜂谷真由美(金賢姫)【撮影日:1987年12月15日】
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 《十数年ぶりに横田めぐみさん(53)=拉致当時(13)=の両親の滋さん(85)、早紀江さん(82)夫妻に取材する機会を得た元産経新聞社会部記者、阿部雅美氏。早紀江さんは、わが子を思う親の気持ちを吐露した》

 阿部雅美氏(以下、阿部)「拉致問題の記事について、事実じゃないことを言われることもある。見たこと、聞いたこと、実際にあった真実を、書き残したくて」

 横田早紀江さん(以下、早紀江)「私たちも同じです。あること、ないことを言われて悲しくなることもあります。夫(滋さん)は、だんだん危なくなってきてしまって。足腰に力が入らないから、ひっくり返っちゃう。立ち上がるのを手伝うのも結構、力がいる。うまく言葉が出ないのが本人は一番、辛いと思いますが…」

 阿部「アベック連続失踪の記事を見て、産経新潟支局に行かれた時のことをもう少し聞かせてください」

 《阿部氏が1980(昭和55)年1月に書いた記事は、アベック3組の失踪に外国情報機関が関与している疑いを指摘。記事の存在を知った早紀江さんは、めぐみさんの失踪と関係があるかもしれないと、すぐに産経新潟支局を訪ねたのだった》

 ■思いもよらなかった

 早紀江「こんな変なことが起きているのか、と。失踪した方たちの写真まで残っていた。でも、支局の方は『13歳ですからね、そうじゃないと思いますよ』とおっしゃる。アベックと13歳の女の子では年の頃も状況も違うと。警察にも寄りましたが、『違うのでは』と、同じ答えでした」

産経新聞連載「私の拉致取材 40年目の検証」が書籍化。「メディアは死んでいた 検証・北朝鮮拉致報道」(本体1400円+税、発行・産経新聞出版)が5月23日発売。

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