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比、ベンハム隆起の実効支配強化 中国のさらなる海洋進出警戒

16日、フィリピン・ルソン島東沖の艦船上で、「フィリピン隆起」への名称変更1周年を祝う人々
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 【シンガポール=吉村英輝】フィリピンが、北部ルソン島東側の「ベンハム隆起」周辺海域で、実効支配の強化に乗り出した。中国が、同島西側の南シナ海で領有権を主張しフィリピンと対立し、人工島を造成して軍事拠点化を進めているのに続き、東側の同隆起周辺でも、海底地形を命名するなど、海洋進出を本格化しているため、対抗する姿勢を明確にした。

 「フィリピン隆起は私たちのものだ」。ドゥテルテ大統領は15日、北部ルソン島東部カシグランで、同隆起周辺海域の調査に向かう40人近い調査団の出発式で、げきを飛ばした。隆起周辺の海域を保護区に指定し、外国船の不法操業などを取り締まるとも述べ、主権保護の姿勢をアピールした。

 フィリピン海軍などは16日、ベンハム隆起の海底にフィリピン国旗を立て、ブイを設置するとともに、自国の研究者らが資源調査などに着手した様子を、産経新聞など、同行した一部メディアに公開した。

 ベンハム隆起は、フィリピンの排他的経済水域(EEZ)内に位置し、天然資源を豊富に埋蔵しているとみられる海底の陸塊。国連大陸棚限界委員会は2012年、この海域や海底での比の開発権を認めた。

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