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【米朝首脳会談】トランプ大統領、北が非核化すれば「正恩氏を保護」「リビア方式」は否定

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【米朝首脳会談】
トランプ大統領、北が非核化すれば「正恩氏を保護」「リビア方式」は否定

トランプ米大統領(左)と北朝鮮の金正恩党委員長(ロイター) トランプ米大統領(左)と北朝鮮の金正恩党委員長(ロイター)

 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は17日、記者団に対し、北朝鮮が非核化すれば「(金正恩朝鮮労働党委員長は)保護を得られる。取引に応じるのが最善の道だ」と述べ、核放棄と引き換えに金体制の存続を保証する用意があるとの立場を示した。「保護」の詳細については明らかにしなかった。

 トランプ氏はまた、ボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が先に言及していた、完全な核放棄の実施後に制裁緩和などの見返りを提供する「リビア方式」に関し、「リビアでは(当時の最高指導者)カダフィ氏の保護を確約しなかった」と指摘し、北朝鮮の体制保証を図ろうとしている点で「リビア方式とは異なる」と強調した。

 北朝鮮はボルトン氏がリビア方式に言及したことに対し、体制崩壊への懸念から強く反発していた。

 さらに、北朝鮮が米朝首脳会談を中止する可能性に言及した問題では、「北朝鮮とは、何事もなかったかのように(会談準備で)協議を進めている」とし、6月12日に予定される米朝首脳会談の開催に影響はないとの見通しを示した。

 会談については「恐らく大成功する」とする一方、「会談が実現しなければ、次の段階に進む」と語り、北朝鮮への圧力を一層強めていく考えを示した。

 一方、サンダース大統領報道官は17日の記者会見で、米朝首脳会談の目的が北朝鮮の「完全な非核化」であることに「何の変化もない」と強調。また、北朝鮮が非難した米韓共同訓練「マックス・サンダー」の実施計画を変更する意向もないと表明した。

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