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ベネズエラ「希望」に手届かず ハイパーインフレで経済悪化 大統領選迫るも…

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 「それだけじゃクッキーや飲料水も買えない。でもバスに乗るには現金がいるから」と語るバラガスさん。食料の調達はままならず、「この娘のミルクも買えないので、パスタやコメをゆでたお湯に砂糖を加えてあげているの」と苦しい状況を訴えた。

 朝7時半から4時間以上待ち続けていた年金生活者のブラス・アグデロさん(65)は、1カ月分の年金240万ボリバルを下ろしに来た。「これだけではとても暮らしていけない」と語るが、大統領選についてたずねると、野党指導者らを次々と投獄、公職追放したマドゥロ政権を気遣うのか重く口を閉ざしてしまった。

■国営スーパーは閑散

 国営スーパーをのぞくと、客の姿はまばらで警戒する警備員や店員ばかりが目立つ。生鮮食品はなく、冷凍食品の冷蔵棚は空っぽ。物不足のイメージを避けるためか、床用洗剤といった必需品とはいえないような同一商品ばかりで棚は埋め尽くされていた。

 一方、富裕層向けの大型スーパーでは、国営スーパーにはなかったさまざまな食料品や雑貨が棚を埋め尽くし、欧米のスーパーと変わらない雰囲気だ。値段はとても一般労働者には手が届かないレベルだが、それでも多くの客でにぎわう。

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