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米制裁防衛策「数週間で」イランと欧州各国が会合

 15日、ブリュッセルで会合に臨むEUのモゲリーニ外交安全保障上級代表(左端)、イランのザリフ外相(左から2人目)と仏独英の各外相(AP)
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 【ベルリン=宮下日出男】米国が離脱表明したイラン核合意をめぐり、英仏独と欧州連合(EU)は15日、イランと外相会合をブリュッセルで開き、米国が再開する経済制裁の影響からイランと欧州企業の取引を守る解決策を数週間で目指す方針で一致した。EUは16日にブルガリアで開く非公式首脳会議でも議論し、具体策の検討を急ぐ。

 外相会合で双方は米国抜きで核合意を堅持する方針を確認。その上でイランの原油輸出やイランの銀行との取引など、欧州との通商・経済関係を維持する方策を検討することを決めた。欧州企業がイラン側と契約した投資の継続も図る。

 イランは核合意で核関連活動を制限する見返りに制裁解除を受けており、その利益が損なわれれば離脱も辞さない構えも示している。欧州が米制裁への対抗を目指すのは、その利益を保護し、イランを引き留めるためだ。

 具体策としては、欧州投資銀行(EIB)などによるイランへの融資やユーロ建て信用枠の設定などが検討されている。EU側は欧州企業が域外の制裁に従うのを阻止する規則の活用も議論する方針。規則は過去に米国のキューバ制裁への対抗のために定められた。

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