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【激動・朝鮮半島】ボルトンVS金桂寛は因縁の対決 北朝鮮、米朝会談中止示唆の思惑は…

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【激動・朝鮮半島】
ボルトンVS金桂寛は因縁の対決 北朝鮮、米朝会談中止示唆の思惑は…

北朝鮮の金桂寛外務次官(代表撮影) 北朝鮮の金桂寛外務次官(代表撮影)

 核を持たずに独裁体制が倒された「リビアやイラクの二の舞いにはならない」との教訓から北朝鮮は核開発に邁進してきたとされる。リビアを持ち出したボルトン氏の発言は許容範囲を超えたとの警告を意味した。

 「われわれはボルトンが何者か明らかにしており、今も彼への拒否感を隠さない」とも指摘する。ボルトン氏とは因縁があった。

 北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議に参加するはずだったボルトン氏は2003年、金正日氏を「暴君のような独裁者だ」と非難したことに北朝鮮は「人間のくずだ」と激しく反発。協議の担当を外れた。

 6カ国協議の北朝鮮の責任者を務めてきた金桂寛氏は粘り強い交渉で知られた。07年の金正日氏と韓国の盧武鉉大統領(当時)の首脳会談の席では、核物質の申告に関し両首脳を前に「敵対状況にある米国に申告などあり得るか」と声を荒らげ強硬姿勢を見せた。

 龍谷大の李相哲教授は「米国との交渉を熟知している人物として金桂寛氏の右に出る者はなく、米国の言うままには絶対、妥協しないとのメッセージだ」と分析。過去の反発同様、「ボルトン氏を外せ」との圧力とみられるともし、交渉の難航を予測する。

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