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イスラエルへの批判相次ぎ、擁護の米孤立 ガザ衝突で国連安保理緊急会合 

国境付近でパレスチナ人を拘束するイスラエル兵士=15日、パレスチナ自治区ガザ(AP)
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 【ニューヨーク=上塚真由】在イスラエル米大使館のエルサレム移転などへの抗議デモで多数の死傷者が出たことを受け、国連安全保障理事会は15日、緊急会合を開催した。パレスチナ自治区ガザのデモ隊に実弾などを発砲したイスラエル軍に対する批判や深刻な懸念表明が相次ぐ中、米国はイスラエルを擁護する姿勢を改めて示し、孤立ぶりが鮮明になった。

 米国のヘイリー国連大使は演説で、「ガザでの暴力の原因は米大使館の移転にあるという見解は全くの誤りだ。暴力は、イスラエルの存在を拒否する勢力が引き起こしている」と述べ、ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスを批判。イスラエルの対応は「抑制的だった」と擁護した。大使館移転は「米国民の意思の反映」と主張し、改めて正当化した。

 これに対し、アラブ諸国を代表して会合開催を要請したクウェートのオタイビ国連大使は演説で、「イスラエルによる大虐殺を最も強い言葉で非難する」と強調。クウェートはパレスチナ市民の保護を求めた安保理決議案を16日にも配布する方針だが、拒否権を持つ米国の反発が予想され、安保理が一致した対応をとるのは困難な情勢だ。

 会合では、英仏など多くの国がイスラエル軍とハマス双方に自制するよう要求し、独立した調査の必要性を訴えた。南米ボリビアのジョレンティ国連大使は衝突で亡くなった子供の名前を読み上げ、「米国はもはや中東和平の障害だ」と米国を痛烈に批判した。

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