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露・クリミア、橋で直結 併合の既成事実化進む

15日、クリミア半島とロシア本土との間のケルチ海峡に建設された橋の開通記念イベントで、トラックを運転後、歩くプーチン大統領(中央)(AP) 15日、クリミア半島とロシア本土との間のケルチ海峡に建設された橋の開通記念イベントで、トラックを運転後、歩くプーチン大統領(中央)(AP)

 【モスクワ=遠藤良介】ロシアが2014年に一方的併合を宣言したウクライナ南部クリミア半島と、ロシア南部を結ぶ自動車橋が15日、開通した。プーチン露大統領は現地での式典で「帝政時代にも人々はこの橋の建設を夢見た。歴史的な日だ」と述べ、自ら大型トラックのハンドルを握って橋を渡るパフォーマンスを見せた。

 ロシアによる併合以降、クリミアはウクライナ本土からの物流やエネルギー供給を絶たれ、物資輸送は主にケルチ海峡の船舶に頼っていた。自動車橋の開通で人や物の移動が容易になり、併合の既成事実化が進むことになる。

 この橋は、露南部タマニ半島からケルチ海峡のトゥズラ島を経由し、クリミア沿岸に至る全長19キロ(海上部分7・5キロ)。16年2月から自動車・鉄道橋として建設されており、鉄道部分は19年初頭に完成する予定だ。建設費は2279億ルーブル(約4036億円)と見込まれている。ロシアは16年、クリミアへの海底送電ケーブルも敷設した。

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