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【激動・朝鮮半島】北の訪中団「改革開放の成果」視察 中朝経済協力が始動

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【激動・朝鮮半島】
北の訪中団「改革開放の成果」視察 中朝経済協力が始動

14日、李進軍駐朝中国大使(左から3人目)と握手する朴泰成朝鮮労働党副委員長=同4人目(朝鮮中央通信=朝鮮通信) 14日、李進軍駐朝中国大使(左から3人目)と握手する朴泰成朝鮮労働党副委員長=同4人目(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

 対岸の中国遼寧省丹東と中朝友誼橋で結ばれる新義州は中朝貿易の北朝鮮側の拠点で、今後、北朝鮮が経済開発を進めていく場合、その中核となる都市だ。

 ただ、北朝鮮経済にとって「石炭、鉱物、海産物、繊維製品の四大禁輸措置のダメージは大きい」(丹東の貿易商)。

 「経済建設に総力を集中する」と国民に宣言した最高指導者の金正恩委員長にとって、これらの制裁が継続したまま経済を再建することは不可能だ。

 中国式改革開放政策の導入を北朝鮮に促したい中国にも足かせとなる。習近平国家主席は8日のトランプ米大統領との電話会談で、朝鮮半島問題で「段階的行動」を取ることを求めた。「北朝鮮の完全な非核化の達成前に、制裁の一部を解除するよう要請した発言」(外交筋)と受け止められている。

 6月12日の米朝首脳会談で一定の成果が得られた場合、中国が国連の場で対北制裁の緩和を要求する可能性が高まっている。

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