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【激動・朝鮮半島】「特赦」による米国人解放に見る北朝鮮のダブルスタンダード…“弱腰”韓国には解放に応じず

10日、首都ワシントン郊外のアンドルーズ空軍基地でサンドク・キム氏(左端)と(右から)ハクソン・キム氏、ドンチョル・キム氏を出迎え、報道陣の前で話すトランプ米大統領。右奥はポンペオ国務長官(AP)
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 【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮は10日、拘束していた米国人3人の解放が、金正恩朝鮮労働党委員長の命令による「特赦」だったと国営メディアを通じて明らかにした。「犯罪者を恩情で釈放する」という立場で臨んだことになる。一方で、拘束中の韓国人6人の解放には応じておらず、政治的なダブルスタンダードを見せている。

 朝鮮中央通信によると、ポンペオ米国務長官との9日の会談で、トランプ大統領のメッセージを伝えられた金委員長は「大統領が対話を通じた問題解決に深い関心を持っていること」を高く評価し、米朝首脳会談が「朝鮮半島の肯定的な情勢発展を後押しし、素晴らしい未来を築く第一歩を踏み出す歴史的な出会いとなるだろう」と述べた。

 2人は米朝会談の実務的問題や手続きについても掘り下げて議論し、「満足のいく合意を見た」という。

 AP通信によると、米国人3人が拘束を解かれたのは、専用機で平壌を飛び立つわずか1時間前で、北朝鮮当局者が法的手続きとみられる「簡単な儀式」があると告げた。当局者は「彼らが同じ過ちを繰り返さないよう注意すべきだ」と米側に警告し、「困難な決定だった」とも述べた。

 朝鮮中央通信は、今回の特赦が「米大統領の公式提議を受諾した」ものだとしており、高度な政治的判断だったことを示唆した。

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