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英イングランド統一地方選、与党大敗回避 メイ首相「安堵」 

集まった支持者らにあいさつするテリーザ・メイ英首相=4日、英ダドリーのセッジリー・コンサバティブクラブ(ロイター)
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 【ロンドン=岡部伸】英国イングランドで3日、統一地方選の投票が行われ、5日までに開票が終了した。国政与党・保守党は苦戦が予想されたが、首都ロンドンで健闘するなどし、大敗は回避。欧州連合(EU)離脱交渉の難航で薄氷の政権運営を余儀なくされるメイ首相にとって、「ひとまず安(あん)堵(ど)」(党幹部)できる結果となった。

 昨年6月の総選挙以来初めての大規模選挙で、150自治体の計約4370議席が争われた。英BBC放送によると、国政最大野党の労働党が多数を占めた議会は改選前と同じ74。保守党は改選前より2減の46議会で、二大政党はほぼ現状維持となった。

 一方、反移民を掲げEU離脱の急先鋒となった英独立党(UKIP)は123減のわずか3議席と、壊滅状態に。対照的に、親欧州を掲げる自由民主党は75増の536議席と躍進し、改選前より4増の9議会で第1党となった。

 ストラスクライド大(スコットランド)のジョン・カーティス教授は、英BBC放送の取材に対し「保守党はUKIP支持層などEU離脱支持者から多数の票を得た。若者を中心に残留派の支持を広げながら圧勝できなかった労働党と引き分けた」と分析した。

 ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)のトニー・トラバース教授はロイター通信に「8年間政権を維持する保守党には悪くない結果。メイ氏は一息つける」と評価した。

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