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習近平氏腹心の劉鶴副首相は早くも正念場 中国は米中通商協議で必死の防戦へ

中国の習近平国家主席(AP)
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 【上海=河崎真澄】中国は3日から北京で開かれる米国との貿易協議に身構えている。ロス商務長官が直前に、「対中交渉が物別れなら関税措置を取る」と述べるなど、米側は攻めの姿勢を強めているが、中国側は交渉材料に乏しく、防戦となりそうだ。交渉トップを務める見込みの劉鶴氏は3月に副首相に就任したばかり。習近平国家主席の経済参謀で腹心だが、対米交渉が不調に終われば責任を問われる恐れもあり、早くも正念場を迎えている。

 中国側の貿易統計で、対米貿易黒字は今年1~3月期に582億ドル(約6兆4千億円)と前年同期比で19%も膨張。構造問題とはいえ、対中貿易不均衡に強く反発するトランプ大統領の神経を逆なでしている。

 習氏は4月、金融分野や自動車の外資出資規制の緩和、自動車関税の引き下げなど米国を念頭に置いた市場開放方針を表明。中国政府は間髪を入れず、アメとなる具体策を公表した。同時にムチとして、大豆や航空機などに報復関税を課す方針も示したほか、中国保有の米国債売却をチラつかせる心理戦も駆使。それでも今回の協議で中国側が示せる対抗策は多くない。

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