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台湾と中米ドミニカ共和国が断交 中国の圧力に台湾劣勢 外交関係があるのは最少19カ国に じわり孤立化

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 【台北=田中靖人、北京=西見由章】台湾の呉●(=刊の干を金に)燮外交部長(外相に相当)は1日、カリブ海のドミニカ共和国との外交関係の解消を発表した。中国外務省も、中国の王毅国務委員兼外相とドミニカ共和国のバルガス外相が北京で会談し、両国が同日国交を樹立するとの共同声明に署名したと明らかにした。台湾と外交関係を持つ国は19カ国となり、過去最少を更新。蔡英文総統は、中国は「両岸(中台)関係の現状を実質的に破壊した」と非難した。圧力を強める中国を前に、中台関係の「現状維持」を掲げる蔡政権の劣勢が続いている。

 台湾は、中国の一部などとする「一つの中国」原則を認めない民主進歩党の蔡政権が2016年5月に発足して以降、アフリカのサントメ・プリンシペ、中米パナマに次ぎ3カ国目の外交関係解消となった。

 中国とドミニカ共和国は共同声明で、ドミニカ共和国は、「世界に中国は一つ」で「台湾は中国の領土の不可分の一部」などとする「一つの中国」原則を承認し、台湾との外交関係を即日、断絶するとした。

 駐ドミニカ共和国中国商務代表処は昨年11月、中国が水力発電所建設などに8億2千万ドル(約900億円)を投資する計画を発表。台湾高官は中国が31億ドル以上の投融資をドミニカ共和国に提示したとの見方をロイター通信に語り、呉氏は1日、「中国が巨額の資金で断交を誘った」として、「金銭外交を強く非難する」と批判した。

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