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【金正恩と核・対話攻勢の行方】(上)「正常国家」印象づけ画策 利益最優先ほほ笑む北

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 正恩は27日、「完全な非核化」の文言を板門店宣言に盛り込むことに応じ、文は「勇気ある決断」だと何度もたたえた。だが、北朝鮮内部に向けた説明は、大陸間弾道ミサイル(ICBM)などが完成したので、もはや核実験の必要はないとの論理だ。朝鮮新報も米国を脅かすミサイルの完成で「米国が自ら敵対政策を変える決心をしなければ、問題解決の糸口を探せないと悟らせた」と主張した。

 一方、韓国向け宣伝サイト「わが民族同士」は27日、米朝首脳会談に初めて具体的に言及しながら、トランプが会談で日本人拉致問題を提起すると明言したことを非難した。

 国際社会は、戦略的に「非核化」の文言を巧みに操りながら、核保有国の立場を取り下げることなく、自国ペースで対話を進めようとする“独裁者”との交渉に本格的に取り組むことになる。=敬称略

(高陽 桜井紀雄、ワシントン 加納宏幸)

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