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【南北首脳会談】冒頭発言「新たな歴史が記される瞬間」「板門店は平和の象徴に」 

共同宣言に署名。会見を終え握手を交わす北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(左)と韓国の文在寅大統領=27日午後、板門店(韓国共同写真記者団撮影)
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 南北首脳会談の冒頭での発言は以下の通り。(ソウル 名村隆寛)

■金正恩委員長

 「先ほど200メートルの短い距離を来て軍事境界線を越えてみたが、越えるのに大変な高さではなかった。(今回)楽に越えてきた、歴史的なこの場まで、11年かかったが、今日歩きながら『なぜこんなに長い時間がかかったのか、来るのが大変だったのか』という思いがした」

 「歴史的なこの場に期待される方々も多い。かつてのようにいくらよい合意や文章が発表されても、その通りに履行されず、このような出会いがあってもうまく発展できねば、期待を抱いた方々を失望させはしないか。今後、心持ちをしっかりし、私たちが失った11年の歳月を悔いないほどに随時会い、懸案を解決し、心を合わせて進めば、失った11年を悔いることなく前に進めるのではないか」

 「本当に万感が交差する中で200メートルを歩いてきた。今日この場で平和と繁栄、北南関係の新たな歴史が記される瞬間に出発点に立ち、信号弾を撃つ気持ちでここに来た」

 「今日、関心事となっている問題を率直に話し合い、よい結果を出し、この場を借りて、かつてのように原点に戻り履行できない結果よりも、われわれがこれから気構えをしっかりさせ、未来志向で手を取り合い歩んでゆく契機となり、期待されている方々にも応え、よい結果が…」

 「来る前に今夜の夕食会の料理について話が多く出ていたが、どうにかして平壌から平壌冷麺を持ってきた。持ってきたので、大統領が気楽に平壌冷麺を、遠くから来た(冷麺)、遠いと言ってはだめだな、味わっていただければいい」

 「今日、本当に虚心坦懐(たんかい)に、真摯(しんし)かつ率直に、こういう心持ちで文大統領とよい話、必要な話をし、よい結果を作るということを文大統領の前でも申し上げ、記者の皆さんにも申し上げる。ありがとう」

■文在寅大統領

 「全世界の耳目が板門店に向いている。南北の国民、海外同胞の期待も非常に大きい。それだけ私たち2人の肩の荷が重いと思う。金正恩委員長が史上初めて軍事境界線を越えてきた瞬間、この板門店は分断の象徴ではなく、平和の象徴となった。わが国民、また全世界の期待が大きいが、今日のこの状況を作り出した金委員長の英断に改めて敬意を表したい」

 「今日のわれわれの対話もそのように大胆に交わし、合意に導き、わが全民族と平和を願うこの世界全ての人々に大きな贈り物ができるようになればいい。今日一日中、話す時間があるので、10年間できなかった話を十分交わせることを願う」

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