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釜山に徴用工像設置計画 訪日前の文在寅大統領どう決断 息巻く韓国市民団体

ソウル市の竜山駅前に昨年8月に設置された徴用工像
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 慰安婦問題をめぐる日韓合意の精神に反し、2016年12月に釜山の日本総領事館前に設置された慰安婦像のそばに、今度は日本の朝鮮半島統治下で「強制された」という徴用工の像が設置されそうだ。これ以上の対日関係悪化を避けたい韓国政府は「設置は望ましくない」と公式に伝えたが、市民団体は「絶対に設置する」と息巻く。設置がまた強行されれば、日韓関係の一層の泥沼化は不可避だ。(ソウル 名村隆寛)

                 

 釜山での徴用工像の設置計画は昨年3月に判明。全国民主労働組合総連盟(民主労総)などが今年5月1日の設置を目指している。

 民主労総を中心とする市民団体は慰安婦像の横に徴用工像を設置する許可を釜山市に求めていたが、市側は今月3日、許可せず市内の「国立日帝強制動員歴史館」への設置を促した。

 徴用工像設置の動きに、訪韓した河野太郎外相が11日、康京和(カン・ギョンファ)外相に「望ましくない」との立場を伝えた。韓国外務省は16日に公文書を市民団体側に送付。「像の設置は外交公館の保護と関連した国際礼譲と慣行の側面で適切でなく、外交的な摩擦を呼ぶ可能性が高い」と懸念を伝えた。

 同省報道官は19日、文書の内容を公開し、市と同じく「歴史館など適切な場所への設置が望ましい」と言及。設置の動きには「関連法令に従い政府の次元で必要な措置を検討していくことになる」と強い姿勢を示した。それでも、市民団体側は像の設置を強行する構えだ。

 元徴用工の個人請求権は1965年の日韓請求権協定で消滅し、日韓政府間では解決済みだ。韓国の歴代政権は、この政府見解を踏襲してきた。

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