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米元国務次官補、ダニエル・ラッセル氏 日米首脳会談「北問題、安倍氏の助言は重要」 米朝首脳会談は「ある種の賭け」

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 北朝鮮による拉致問題は「日本だけでなく、米国にとっても北朝鮮に関する人権問題の重大な要素であり、重要な優先事項となっている」と述べた。

 米朝首脳会談については、「最高レベルでの会談が失敗に終わった場合、残された選択肢はなくなり、リスクが非常に大きい」と指摘。トランプ氏は「とても突然で、おそらく準備ができていない状況」で金氏との会談を受け入れたとし、首脳会談は「ある種の賭けのようだ」と述べた。

 トランプ氏と金氏の会談で想定される「最も現実的で最良の筋書き」は「交渉の開始で合意すること」としたが、交渉が始まった段階でさらに難しい局面が訪れると強調。これまでの対北交渉を振り返り、「北朝鮮は要求を高め、国際社会が容認できないと言うと、『われわれは被害者だ』と主張してエスカレーションのサイクルに戻る」と北朝鮮の戦略を指摘した。

 自身が携わったオバマ前政権の北朝鮮政策「戦略的忍耐」については、「完全で不可逆的な非核化に目標を定めた計画戦略で、北朝鮮にだまされ、北朝鮮側の条件で早まった合意をしないということだ」と説明。「戦略的忍耐」からの脱却を鮮明にしたトランプ政権が「失敗」と位置づけていることには、「『戦略的忍耐』というラベルを批判しているだけだ。(トランプ政権も)同じ枠組みで、新たな段階の挑発に、新たな制裁を科している」と反論した。

  

 ■ダニエル・ラッセル オバマ前政権下で、ホワイトハウスの国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長や、国務次官補(東アジア・太平洋担当)などを務め、北朝鮮問題に従事。在韓米大使館勤務時代には、1994年の「米朝枠組み合意」をまとめた交渉団に参加した。

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