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【シリア攻撃】EU、米英仏に「理解」 加盟国で相違、「支持」踏み込まず

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【シリア攻撃】
EU、米英仏に「理解」 加盟国で相違、「支持」踏み込まず

 15日、シリアの首都ダマスカス近郊で、食料を得るため列をなす避難民ら(ロイター)  15日、シリアの首都ダマスカス近郊で、食料を得るため列をなす避難民ら(ロイター)

 【ベルリン=宮下日出男】欧州連合(EU)は16日、ルクセンブルクで開いた外相理事会でシリア情勢を協議し、米英仏による化学兵器関連施設を標的した攻撃について「シリア政権によるさらなる使用の阻止を唯一の目的とした限定的措置」として「理解する」との声明を発表した。

 ドイツやトゥスクEU大統領が示した「支持」には踏み込まなかった。加盟国にはロシアとの対立激化や難民流入増大への懸念も強く、ギリシャなどが支持表明を控えるなどし、攻撃への態度に微妙な相違が出ていた事情がある。

 声明は市民への抑圧を続けるシリア政権に対し、追加制裁を検討し続ける意向を表明する一方、これを機にシリア内戦の政治的解決に向けた取り組みを再活性化させる必要性を強調。EUは24~25日にシリアの復興支援に備えた国際会議を開く予定で、膠着する国連主導の和平プロセスを後押しする考えも示した。

 理事会はシリア内戦に関与するイランへの対応も協議。核合意撤退を示唆するトランプ米政権に合意維持を説得するため、英仏独が弾道ミサイル開発に絡んだ対イラン制裁を目指すが、イタリアなどが反対し、合意形成は難しいとされる。

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