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【環球異見】米中貿易戦争が「勃発」 ウォールストリート・ジャーナル(米国)「脅しに応酬しなかった習氏」

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 米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は11日付社説で「最大のニュースは、トランプ氏の脅しに対し、習氏が同種の対抗措置で応酬しなかったことだ」と中国の対応を歓迎。ただし、輸入車に対する関税低減や金融部門の投資規制の緩和がすでに表明された政策であり、「自由な市場競争に向けた政策転換ではない」として、中国が本当に実行するのかを注視する必要性を強調した。

 トランプ氏は、貿易相手国に「出し抜かれてきた」との見方から、貿易赤字の削減を相手国に迫っている。NYTは、対中制裁や、鉄鋼やアルミニウムの輸入制限のような強硬な貿易措置を振りかざし、相手国に圧力をかけるトランプ氏の手法を批判。「この政府が中国と効果的で包括的な合意をまとめられるとは思えない」と述べ、合意に必要な術策や外交の欠如を指摘した。

 トランプ政権が求める対中不均衡の是正について、WSJは「中国が譲歩して改革を進めても、(米国の)貿易赤字を即座に減らすことにはならない」との見方を示した。それでも、知的財産の不当な扱いを含めた中国の不公正な取引慣行は「米企業にとって最大の障害だ」と述べ、中国に市場自由化を促す米政府の役割を説いた。(ワシントン 塩原永久)

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