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【シリア攻撃】通常通り執務室へ… アサド政権、反体制派に攻撃継続へ 「通常兵器の戦闘可能」

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 【ガジアンテプ(トルコ南部)=佐藤貴生】米英仏の対シリア軍事攻撃が1日で終わったことで、アサド政権はこれまで通り反体制派の武装勢力に対する攻撃を続ける公算が大きくなった。シリアの化学兵器使用に欧米側が“一線”を引く中、通常兵器による戦闘は継続できる-と受け取っている可能性がある。

 ロイター通信によると、軍事攻撃から数時間後の14日、政権側は物静かな大きな建物の中を歩くスーツ姿のアサド大統領らしき人物の動画を公開した。執務に向かう途中とみられ、政権の中枢機能に影響がないことを強調する狙いがうかがえる。ネット上では、アサド政権の支持者が市街地に集まって喜びの声を上げる動画が複数流れている。

 シリア国内の反体制派幹部はロイターに、「政権は化学兵器を再び使うことはないかもしれない。しかし、(通常)兵器の使用はためらわないだろう」と述べ、軍事攻撃がアサド政権の戦闘姿勢を変えられなかったとの見方を示した。別の武装勢力幹部は、再び化学兵器が使われる可能性を否定せず、「(アサド氏は)今回の出来事を勝利として描いている」と述べた。

 アサド政権を支えるイラン政府高官は、次の大規模戦闘はシリア北西部イドリブになると示唆。各地の武装勢力が政権側との撤退交渉に応じて多数、集結しているとされる。ルドリアン仏外相は仏メディアに対し、「新たな人道危機が起きる恐れがある。イドリブの行く末は政治的に解決されるべきだ」と警告した。

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