産経ニュース

【シリア攻撃】中国、朝鮮有事への影響懸念 露に配慮、対話呼びかけ

ニュース 国際

記事詳細

更新

【シリア攻撃】
中国、朝鮮有事への影響懸念 露に配慮、対話呼びかけ

宋濤・中国共産党中央対外連絡部部長を歓迎する北朝鮮の人々=13日、平壌(14日に朝鮮中央通信が配信、ロイター) 宋濤・中国共産党中央対外連絡部部長を歓迎する北朝鮮の人々=13日、平壌(14日に朝鮮中央通信が配信、ロイター)

 【北京=藤本欣也】中国外務省は14日、米英仏のシリア攻撃について「国連安全保障理事会を通さない一方的な軍事行動は国際法違反である」と批判するコメントを発表した。背景には、朝鮮半島でも同じことが起きかねないとの危機感や、「全面的な戦略パートナーシップ」を結ぶロシアへの配慮がある。今後、北朝鮮問題同様、シリア問題でも対話による解決を強く求めていく構えだ。

 外務省の華春瑩報道官は同日、シリアでの化学兵器使用疑惑に関し、「全面的で公正、かつ客観的な調査を実施しなければならない」と主張、シリア問題の政治的解決を関係各国に呼びかけた。

 中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報(電子版)も同日、米英仏のシリア攻撃について(1)国連の決議に基づかない軍事行動である(2)米国には虚偽の情報に基づきイラク戦争を始めた前科がある-などと批判的に報じた。

 中国が懸念するのは「朝鮮半島で同様の事態が発生すること」(外交筋)だ。米朝首脳会談が決裂した場合、トランプ米政権が北朝鮮への攻撃に踏み切る可能性が取り沙汰されている。

続きを読む

このニュースの写真

  • 中国、朝鮮有事への影響懸念 露に配慮、対話呼びかけ

関連トピックス

「ニュース」のランキング