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【シリア攻撃】イランは攻撃非難「目に余る国際法違反」

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【シリア攻撃】
イランは攻撃非難「目に余る国際法違反」

トランプ米大統領に抗議し、シリアとイランとロシアの国旗を振るアサド政権支持者ら=14日、ダマスカス(AP) トランプ米大統領に抗議し、シリアとイランとロシアの国旗を振るアサド政権支持者ら=14日、ダマスカス(AP)

 【ガジアンテプ(トルコ南部)=佐藤貴生】米英仏による対シリア軍事攻撃を受け、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラ系のメディアは14日、イラン外務省が「地域に深刻な結果をもたらす」「目に余る国際法違反で、シリアの主権を無視している」などとして、攻撃を強く非難したと伝えた。

 米英仏の攻撃でイラン側にどれほどの被害が出たかは不明だが、イランはシリア内戦でロシアとともにアサド政権を支援し、2千人の軍事顧問と2万人の民兵を同国内に配置してきたとの情報もある。シリアと境界を接するイスラエルに対しても、ヒズボラが同国軍としばしば交戦しているほか、イスラエル側にドローン(無人機)を飛ばすなどして牽制(けんせい)してきた。

 中東の覇権を目指すイランは多額の資金と人材をシリアに投入してきただけに、シリアに対する影響力を維持する公算が大きい。

 その核心が西側で国境を接するイラクからシリアをへてレバノンに至る「シーア派の弧」だ。これを堅持するためにも、シリアが欧米の手に渡るような事態を避ける手段を取り続けるとみられる。

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