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【歴史戦・第20部 孔子学院(4)】「中国政府と共犯だ」米で警戒拡大、関係見直す動き

WKU孔子学院
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 米南部ケンタッキー州の人口約6万5000人の都市、ボーリンググリーンの市内を見下ろす丘の上にウェスタンケンタッキー大学(WKU)はある。キャンパスの一角に昨年5月、「WKU孔子学院」の建物が完成した。

 約750平方メートルのレンガ模様の平屋建てで、隣には庭園も造られた。総工費約300万ドル(約3億1千万円)は、中国教育省傘下の国家漢語国際推進指導小組弁公室(漢弁)と大学側で折半した。開設式典には中国の孔子学院本部の幹部も出席した。

 中に入ると、ホテルのロビーのような趣で、上海から直輸入した中国様式の家具や調度品が飾られる。20-30人収容可能な教室が4つあり、システムキッチンも完備している。

 「全世界に500以上ある孔子学院の中で、トップ15のモデル校に選ばれた」

 院長を務める潘偉平は誇らしげにこう語った。

 WKU孔子学院は2010年に開設された。地域の中国語教育に力を入れたい大学側の協力と、漢弁からの潤沢な資金提供を受け、順調に規模を広げてきた。

 その一例が、漢弁が推進する地域の小、中、高校などへの中国語教員の派遣だ。初年度の派遣数は11人だったが、今年は47校に52人を派遣する。学院職員のテリル・マーティンは「教員を新たに雇うと、福利厚生を含めて年間約6万ドルかかるが、孔子学院の教員の場合、学校側の負担は4分の1以下になる。手頃で質の高いプログラムは好評だ」と話した。

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